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幼少期~学生時代についてお聞かせ下さい。

東京下町、江東区で運送業を営む家庭の3人姉弟の次女として生まれました。幼少時代は、明るく活発なおてんば娘。小学校では休み時間は校庭で鉄棒や雲梯、放課後は時間を忘れて友達と遊んでいました。子供が大好きで、近所の子供たちの面倒をよく見ていたこともあり、将来は保母さんになるのが夢でした。中学校時代はバレーボール部と茶道部に所属。高校時代は、友達とのおしゃべりが大好きなごく普通の真面目な女の子。古風な女子校で、長刀(なぎなた)の稽古もありました。父は鉄材の運送のほか売買も手掛けていました。物流と商流を一体化させた父の仕事は、今考えても先進的で効率的なビジネスだったと改めて感じます。

社会人時代についてお聞かせ下さい。

はじめて就職した会社は理科学機器メーカーでした。販売店課に所属し接客業務を一から学びました。何もかもが新しい経験で戸惑うことも多く大変でしたが、毎日が新鮮で楽しかったことを覚えています。また若い社員が多い職場で、テニスやスキー、お花見などのイベントが沢山あり思い出に残っています。その後いくつかの仕事を経験し、転職先のなかには不動産業や物流業もありました。業界により気質や考え方、価値観がそれぞれ違うことを知りました。しかし、業界や社風が異なっていても会社に対する社員のエンゲージメント力の強さによって会社の勢いが高まることを感じました。ありがたいことに社員旅行で国内・海外と様々なところへ連れて行っていただき、旅行が好きになりました。物流に不動産、接客と、当時の経験はいずれも今の仕事に役立っています。いろいろな経験を積み、得るものの多い時代でした。

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社長就任のきっかけについてお聞かせ下さい。

物流施設や倉庫物件に仲介業の必要性が言われるなか、志を同じくする仲間と数名で、イーソーコグループの前身であるアバンセロジスティックを設立しました。私の主な業務は物流施設や倉庫物件の仲介で、物件の仕入れから営業、物件案内、契約書の作成、経理、総務など全て一人で行っていました。前社長は大手物流企業を定年退職して起業したのですが、会社経営が多忙を極め、健康のために退職を決意。設立から一年で社長業を引き継ぐことになります。寝耳に水で、当初は社長業など考えたこともありませんでした。それでも取引先や関係者の方々からの企業存続の強い要望、温かいお言葉をいただき引継ぎを決意しました。それ以来、取引先を初め、関係者の方々のご協力、お力添えをいただきながら、お蔭様で業務が順調に拡大しています。

社長就任当初についてお聞かせ下さい。

皆様の後押しもあって代表を引き継ぎ、その後もお客様、取引先、社員、パートナー等に支えられて今日まで事業を続けております。協力していただいている方々に感謝し、恩返しができるよう日々新しいビジネスを考えております。お蔭様で、物流・不動産・建築・IT・金融の各分野の専門家が集結したネットワークを構築し、「物流不動産ビジネス」を体系化してまいりました。ビジネスの柱の一つにリーシング(仲介)業務があります。倉庫オーナー様とお客様を結ぶいわば「マッチングビジネス」です。貸手、借手の双方とも優位な条件での契約を望むゆえに発生するプロセス上のトラブルも、専門家集団が各々のスキルを結合して調整し、成約につなげております。所有者・利用者・相対する関係者全員が納得して利益を享受できるようなトリプルWIN(三方良し)がモットーです。お蔭様で現在はリピーターのお客様がとても多いです。

今後の目標をお聞かせ下さい。

目指すのは、「人財」開発による物流業の業態化です。「物流改革」の実現を目指し、物流を基軸に不動産・建築・IT・金融などのノウハウを駆使して営業を展開する「物流ユーティリティープレイヤー」の育成に注力し、独自の研修プログラムで育てた人財を業界に送り出しています。また日建学院と提携して「日建学院 田町芝浦校」を運営。宅地建物取引士の資格取得を支援して物流業に不動産の要素を取り入れ、営業先、取り扱い物件の母数増加を目指しています。また、個性を活かして多様な働き方を認めるダイバーシティ・マネージメントの仕組みを取り入れ、組織力の強化を図っています。2015年からはインターンシップを導入し、積極的に新卒者も採用しています。その他、物流施設をオフィスやスタジオ、カフェなどに改修し、付加価値を高める提案にも力を入れていきます。今後も倉庫の魅力、物流不動産ビジネスの魅力を発信し続け、「物流改革」の実現を目指していきます。

現在の仕事の魅力と苦労についてお聞かせ下さい。

契約が成立して、お客様や関係者の方々に喜んでいただけると、それまでの苦労が吹き飛びます。また、倉庫をリノベーションするお客様が増えたので、完成した姿を見るのは心躍る瞬間です。当社で関わったお客様のカフェや店舗を訪れるのも楽しいです。

最後に、日本を背負う若者へのメッセージをお願いします。

若い皆さんは未知の可能性を秘めています。躊躇せずいろんなことに挑戦してください。たとえ失敗したとしても、その経験が成長につながります。また、何事も周囲の協力があって成り立っています。「お蔭様」という謙虚な気持ち、そして「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れないでほしいです。

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