倉庫で働くロボットを支える3機能を集約
プラスオートメーションが展開しているのは、ロボットのサブスクリプション。さまざまなメーカーでつくられたロボットを能力ごとに組み合わせて倉庫に派遣し、物流現場で必要とされているソリューションを提供している。「+A Base」は、総面積約320坪のもと倉庫。もともとあった本社オフィス、ショールーム兼デモンストレーションスペース、メンテナンススペースを一カ所に集約することで、業務効率化とシナジー、新たなバリューの誕生を目指す。デモスペース、メンテスペースの内装はあえてインダストリアル。ロボットからイメージされるそんな雰囲気も、倉庫ならでは。
BEFORE
AFTER
【担当】 物流不動産部 渡辺愛美理
以前カプセルホテルで使用されていた空間が今回は1階はデモスペース、2階はオフィスとロボットメンテナンスセンターとして完成しました。
駐車スペースの広さ、無柱空間、また西大島駅からすぐの好アクセスの為、物流にも向いている倉庫でしたが、元々オフィス仕様で造られていることから、内見される物流用途のお客様の中には床荷重と天高が足りないという声も実際は多く、苦戦する時期もありました。 そこから内覧会を開催して募集した後、ロボットのショールームとオフィス用途で使用していただけるお客様に出会えることが出来ました。 しかし、お客様の立ち退き期限が迫っていたことから、契約と同時進行で内装工事の打合せも何度も行い進めていたので、かなりのスピードが必要でした。 特にオフィス内装に力を入れた為、半導体不足の影響もあった中で、短期間でデザインや配置、素材など一つ一つ丁寧に工夫を凝らしました。 工事に関して必死に食らいつく日々でしたが、完成した風景は、借りていただいたお客様は勿論、その先にいる様々なお客様の将来の役に立っていることを実感し、非常に感慨深かったです。